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【JOCVインタビュー】吉田優香さん(2023-2) ~ウガンダで輝く小学校隊員の挑戦~

  • 1月18日
  • 読了時間: 7分

更新日:4 日前

JICA海外協力隊(JOCV)、小学校教育隊員としてウガンダに派遣され、2025年10月に任期満了し、帰国された吉田優香(よしだゆか)さん。

帰国直前に、二年間の活動の振り返りとして、現地での日々や活動の楽しさ、苦労について伺いました。

 


◎自己紹介をお願いします!

2023年2次隊で小学校教育隊員としてJICA海外協力隊に参加しました、吉田優香です。配属先はルウェロ県のンデジェにある「Ndejje Junior School」で、小学校4年生と5年生に算数と体育を教えていました。



◎活動していて楽しかったことはなんですか??

算数の授業をしているときに、生徒の反応が良かったときです。1時間の授業を作るのにたくさんの時間がかかるので、子どもたちが楽しそうに授業を受けているときは、授業づくりを頑張ってよかったなと感じました。同時に、子どもたちに教えるのが楽しいなと感じます。また、授業の中で活発な話し合いが行われているときも喜びを感じます。ウガンダの授業では、グループワークでの話し合いが行われることが少なく、皆で学ぶ時間が少ないです。なので、活発な話し合いを子どもたちが授業の中で行っているのを見ると、とても嬉しい気持ちになります


◎活動していてどんな苦労がありましたか?

毎学期に生徒の入れ替わりが激しいことや欠席の生徒が多いことが原因で、授業で教えたことが子どもたちになかなか身につかないことです。

日本とは違い、ウガンダでは毎学期ごとに転校をする生徒が数人います。また、クラス間での生徒の入れ替えもとても激しいです。欠席する生徒も多いため、授業を行ってもクラス全員を教える機会が少なく、クラス内での授業の理解度の差が生まれてしまいます。新しい単元の授業を行おうと思っても、過去に行った授業に出席をしていない生徒が数人いるため、次の学習についていくことができない生徒が多数現れてしまいます。

他にも、授業スタイルがウガンダと日本とでは違うため、授業内でのルールづくりと、そのルールを子どもたちが理解することに時間がかかってしまうのが苦労した点です。



◎活動がある日の1日のスケジュールを教えてください

 7:00- 起床

 8:30- 学校到着/授業2-3コマ

 17:00- 帰宅/洗濯/自分の時間/授業づくり(仕事)

 23:00- 就寝


大体1日に2~3コマを担当しています。教科は主に数学を担当しています。



◎おうち・生活の様子を教えてください

お家は門が立派でセキュリティーが万全のところに住んでいます。お隣さんが犬を飼っていて、しっかり世話をしているのかが心配なので、私がエサをあげています。

野菜は学校帰りに毎日買っています。生徒の母親が経営しているAminahさんのお店で購入しています。よく買うのは、トマト・キャベツ・ピーマン・オクラ・きゅうり、フルーツはマンゴー・パイン・バナナをよく買います。

お肉は鶏肉と豚肉をよく買っていて、脂身が苦手なので「赤身多めにして」と頼んで購入しています。



◎任地のいいところを教えてください

任地の好きなところは、小学校から大学までの学校が5つ以上あるところです。なので、子どもたちがいっぱい住んでいます。子どもたちも安心して生活できているので、この地域は比較的安全だなと感じます。他には、徒歩圏内で全ての生活用品が揃うことと、カンパラから近くて移動がしやすいことです。

 

◎任地の悪いところを教えてください

家のシャワーの水圧が悪すぎるところです。そしてゴキブリが出るので、毎日戦っています。また、家から学校までの道の砂埃がすごく、毎回砂まみれになって通勤退勤しなくてはならないところです!!あと道が悪く、捻挫を2年間で2回もしました!!


◎任地でのモチベーションの保ち方

気分が下がったときは、ワラジ(ウガンダにあるジン)の水割りを飲みます。疲れた日はチキンを買って食べる!

土日に首都カンパラに上がってきて、中華料理屋さんで火鍋を食べる!火鍋最高!!

学校が終わったあとや、休日に家の近くにある大学に遊びに行ったりして気分転換をしています。グラウンドでランニングをする日もあります。

他にも、休日は首都のスラムにある卓球クラブに行き、子どもたちと一緒に卓球をして気分転換しています。



◎(校長先生に聞きました)隊員との2年間はどうでしたか?

日本人はシャイだと思ってたけど、Teacher優香はとてもフレンドリーだった。よくTeacher優香は職員室にいることが多く、私たち先生と話すことがたくさんあった。

Teacher優香は真面目に仕事をしてくれて、私たちをたくさんサポートしてくれた。授業内容を相談し合ったり、お互いに協力することができたからとても良かった。

体調が辛そうで心配する日もあったが、Teacher優香はとても働いてくれて、優香と過ごせた2年間はとっても楽しかった



◎ウガンダ国内でのおすすめを教えてください

中華料理屋さんのアリランと花園の火鍋!!!絶対に行ってほしい!!!

あとは、フォレストモール内にある麻辣湯屋さんと、日本食料理屋YAMASENのおにぎりセットです!!

みんな是非食べてみてください!!



◎ウガンダに来た時と、日本に帰る今で、感じるギャップなどはありましたか?

ウガンダに来たときは、街並みや学校などをみて、2年間過ごしていけるのかどうか不安でした。ウガンダにある全てのものが目新しくかったのを覚えています。(家はVery OKでした)

帰国間際の今、学校の先生・子どもたち、町の人たちとも仲良くなり、案外慣れて2年間過ごせるもんなんだなと感じています。

ウガンダと日本では文化が全く異なっており、ウガンダでは遅刻が当たり前で時間にとってもルーズなところにとっても驚きました。

そして、仕事に対する意識も異なっていることに驚きました。日本では仕事が第一、仕事をするのが当たり前だと思っていましたが、ウガンダでは仕事はやれたらやるもの、できない場合はほかの人に任せる、といったマインドに驚きました。

ウガンダに来る前は、ボランティアにできることはたくさんあるのではないかと思っていましたが、実際にはボランティアにできることは少なく、学校の中での立場が難しいと感じました。ボランティアの立場が難しいと思っているのは私たちだけではなく、現地の先生方からも難しいと思われています。ボランティアのあり方について考えた2年間でした。


◎最後に、あなたにとってウガンダとは?

「思い出がたくさん詰まった国」です!


◎取材班からのコメント

優香さんの任地Ndejjeは都会と田舎のいいところが合わさった、とても素敵な場所でした。Ndejje の町の人たちと楽しそうに話す優香さんの姿はとってもかっこよく、2年間町の人たちと築き上げた関係性がとても素敵でした。

配属先のNdejje Junior School で優香さんの算数の授業を拝見させてもらった際、子どもたちが意見交換し合い、答えを一緒に導きだす姿を見ることができました。ウガンダに日本式の授業を取り入れ、子どもたちに授業がおもしろい!楽しい!をきっかけに勉強を好きになってもらえるような授業を行う優香さんの姿にとても感動しました。優香さんの授業をきっかけに勉強が好きになった生徒が多くいると思います。優香さんと出会えたNdejje Junior School の子どもたちは幸せだろうなと感じました。

優香さんがウガンダの子どもたちに与える愛情を間近に見ることができ、私も残りの協力隊生活、子どもたちに全力の愛を与えたいなと思いました。

ウガンダの方々のみならず、優香さんは日本人の私たちにもたくさんの愛を与えてくれました!!ウガンダ隊員みーんな優香さんが大好きです♡

取材にご協力くださった吉田優香さん、活動先の皆様本当にありがとうございました。


UG取材班:坂本理怜(2023年4次隊)

 

 インタビュー日:2025年9月

 

Profile

吉田優香(よしだゆか)

出身:東京都

隊次:2023年2次隊(任期満了につき10月に帰国)

活動場所: Lwero県(ルウェロ)

要請内容/配属先:小学校教育/Ndejje Junior School



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